これまでのケースでは、すべての歯を失った患者様は通常のインプラント治療では十分ではなく、骨の移植や8~14本ものインプラントを埋入しなくてはならない負担が大きな手術でした。
しかしながら、歯科医療技術の発展により、最少4本のインプラント埋入で歯をしっかり補綴する治療法「オールオン4(All-on-4)」が開発され、治療の負担を必要最低限に抑えることができるようになりました。
「オールオン4(All-on-4)」とは、奥歯に近い方のインプラントを骨のある部分に斜めに埋入し、インプラントにかかる力を広く均等に配分し、少ないインプラントですべての人工歯を支える治療です。歯を支える顎の骨の状態によってはインプラントの本数が4本以上になることもあるため、まず当院の専門医師によくご相談ください。